ジャンル|イラスト・エンタメ

進撃の巨人 果てに咲く薔薇 愛蔵版

原作 諌山創/日本語版著 紅玉いづき (講談社)

装画は緒賀岳志さん。
漫画『進撃の巨人』を原作にアメリカで書かれた小説を日本語に翻訳し、紅玉いづきさんが改稿・再編したオリジナル小説。KC版の上下巻と四六上製の愛蔵版という二つの形態で同時に出版され、そのどちらも装幀を担当いたしました。壮大な世界観を形にしていただきたく、装画はゲームのコンセプトアートなどもたくさん手がけていらっしゃる緒賀岳志さんにご依頼しました。
KC版同様『進撃の巨人』と聞くと誰もが思い浮かべる絵のひとつ、「壁の向こうに現れた超大型巨人と、立体機動装置をつけて巨人に立ち向かう人間の姿」をメインビジュアルにすることに。壁に見立てた長帯のあり/なしで印象がまったく変わる装画は必見です。
愛蔵版というスペシャル感を出すため、タイトルは箔+型押し。カバーの資材にも質感のある紙を選び、重厚感を持たせています。角背のこの本自体が、まるで壁のようです。