ジャンル|イラスト・時代

絵金、闇を塗る

木下昌輝 (集英社)

装画は絵金「花上野誉石碑」。
異端の天才絵師の物語にふさわしい装幀を考えた結果、やはり絵金自身の絵を使うのがベストだろうという結論に。祭の夜の闇の中、ろうそくの炎に照らされた絵が妖しく浮かび上がる様をそのまま装幀にしました。全体的に猛々しく、一種の狂気が滲み出る装幀となることを目指しました。