ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

世界で一つだけの殺し方

深水黎一郎 (講談社)

装画は木原未沙紀さん。
芸術探偵シリーズ。文庫の既刊のデザインは踏襲しない方向で進めることになり、あらためて本格・ミステリー好きの読者に届くような装幀を検討。
メインモチーフを「象」とすることを決め、端正で魅力的な動物を描かれる木原さんに装画をオーダー。打ち合わせの末、象をメインにピアノや空飛ぶ汽車、父娘など、作中の要素を織り交ぜたどこか不思議な絵を描いていただくことに。
色味はこちらで指定させていただきました。象だけ色を変えて特に目立たせながら、他の部分には暖色のグラデーションを使って、美しくもどこか怖い印象になることを意識しました。