既存の知念さんファンに加え、ハードボイルド・警察小説好きの読者にも訴求する本にしたいというオーダー。作中ひとつの装置となっている「都市（東京）」の写真と、正体の見えない不気味な犯人・ゲームマスターのイメージを組み合わせて、本格感・王道感のある装幀にまとめました。
人物のトリミングや背景・タイトルの色味は何度も調整を繰り返し、店頭での最適な見え方を追及。怪しいダークトーンの中に印象的なタイトルが強く浮かび上がります。