ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ・エンタメ・SF・ファンタジー・ホラー

甘美で痛いキス 吸血鬼コンピレーション

山口雅也・総指揮 (二見書房)

「吸血鬼」像の変遷とヴァリエーションを、海外古典作品はもちろん日本人人気作家の短編を通して追うコンピレーションブック。
吸血鬼を象徴する牙・口元はバリエーション豊かに見せる装幀。蛍光ピンク(しかも二度刷り!)を採用するなど、あえてポップな方向に振り切り、吸血鬼像の多様性を示しています。帯はスカッフフリー加工で、カバーとの質感の違いも要注目。
Disc1・2からなる二部構成を装幀でも表現すべく、本来は裏表紙となる表4側にも表1側と同じデザインを。表1側から開くとDIsc1を、表4側から開くとDisc2をお楽しみいただけます。
本文デザインも担当。細部まで拘りまくったアートワーク、ぜひ手に取ってご覧いただきたいです。