ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

狂い壁 狂い窓

竹本健治 (講談社)

装画は曄田依子さん。
『将棋殺人事件』『トランプ殺人事件』と並ぶ「狂気三部作」の一冊。作品がオーバーラップすることから「ゲーム三部作」のフォーマットを踏襲し、装画は曄田さんにご依頼。タイトルの処理も「ゲーム三部作」に倣いました。
「狂ったアパート」をメインビジュアルに。歪んだ窓やドア、壁のかたまりは、よく見ると人の横顔のようで、どことなく不気味。そこに蔦を這わせたり鳥をとまらせたりすることで、無機質で整いすぎる印象を散らしました。また、一部に原色を使っていただくことで「狂い」感を増幅。