ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

名探偵傑作短篇集 火村英生篇

有栖川有栖 (講談社)

装画は槇えびしさん。
新本格ミステリ30周年記念企画。日本を代表する名探偵たちの活躍を選りすぐった短篇集。本シリーズは入門篇であり愛蔵版でもあるという位置づけとし、読者の間口を広げるためカバーには名探偵とその相棒のイラストを採用。最初にカバーのコンセプトを固め、タイトルや著者名の見せ方を決定したうえで、イラストレーターさんにご依頼。候補をたくさんお出しした中から、各先生に御指名をいただきました。背景色は3冊それぞれ違う色とし、人物の見せ方も重ならないようにお願いしました。
キャラの顔をあまり明確には見せない方向性。服装は90年代を意識して描いていただいたとのことです。また、火村の白髪にもこだわっていただいた模様。