装画はWelder wingsさん。
戦時中慰問で訪れた大陸で傷ついたお笑い芸人、戦禍の中食糧を本土に届けようと奮闘するアイヌの女性、迷惑だけど確かに人を助けたYouTuber──。昭和、平成、令和の100年を貫いて生き抜くひとびと＝われらの人生模様を、圧倒的熱量で描いた作品集。
作中で描かれる「業」と「祈り」を表現できるような装幀を目指すことに。女性の体が割れてたくさんの髑髏が生み出される様子が印象的なWelder wings氏の作品を装画として採用。
本としての迫力が出るようなデザインを目指し、タイトルは大胆な配置に。帯を含め黒、黄色、赤を効果的に使うことで、より「強さ」を押し出しました。
目次や章扉など、本文付き物のレイアウトも担当しております。